2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

子供に持たせてはいけない刃物

どうも、日銀が金融政策を本気になって採用すれば、円高不況も、赤字国債の解消も、失業問題や社会保障財政もいっぺんに解決可能になるかのような物言いがしばしばある。半分くらいはその通りと思いつつ、またあえて挑発的に言っていることも理解しているつ…

政治家の言葉は軽くなったのか

「失言」問題というと、一昔前は憲法問題や歴史問題に関わるものが多かった気がするが、そのときも正直「騒ぎすぎ」と思っていたが、すくなくとも日本という国家の価値とはどうあるべきかという、それなりに重いテーマに関わるものであったような気がする。…

見ていて冷や汗が出てくる

仙谷氏「暴力装置」発言 謝罪・撤回したものの…社会主義夢見た過去、本質あらわにhttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101118/plc1011182236025-n1.htm 「昔の左翼時代のDNAが、図らずも明らかになっちゃった」 みんなの党の渡辺喜美代表は18日、…

政治家目線

同じことばかり書いて恐縮だけど、馬鹿と思われるのを覚悟で書くと、政治家にダメ出しをするときには、自分に「じゃあ、お前はできるのか」という突っ込みを常に入れなければダメだと思う。 ほとんどの人は、自分がその場に絶対に立たないことを前提にして政…

愚痴

今の日本の政治が末期症状なのは、民主党政権自体というよりも、「頼りがある」とかないとか自体が問題になっていることである。この20年「頼りがある」という雰囲気を醸し出していた首相は、小泉純一郎ただ一人であるが、じゃあ小泉政治が良かったのかとい…

「頼りがない」くらいは普通に受け入れるべき

小泉政権以降、安倍政権から鳩山政権に至るまで、どの政権も「頼りがない」と批判の大合唱を浴びてきた。そうした批判の声を受けて、1年ごとに総理大臣が変わってきた。そして、変わるごとに「頼りがない」という声はますますひどくなり、現在まさに極点に達…

市場について

自分は市場という制度が基本的に好きである。特に、「社会主義」的なものが知的世界に色濃く残っていた90年代半ばくらいまでは、(無知ということもあって)素朴に「市場原理主義」的な考え方をしていたところがあったように思う。 その考えが変わったのは、…